アメリカ大使館にビザ面接に行くの巻
先日、初めてのビザ面接に行ってきました。(F-1ビザ)
初☆アメリカ大使館
画像:Wikipediaより
めちゃくちゃ緊張しました…普段刺激のない生活をしてるせいか、吐くんじゃねぇのってくらいドッキドッキしました。どんな質問されるのかな…ビザ下りなかったらどうしよう…怪しまれたらどうしよう…とかひたすらネガティブなことばっかり考えて前日は眠れませんでした。
寝不足+緊張のWパンチで本当に吐くんじゃねぇのってくらいドッキドッキしました(2回目)
それでは、面接日当日のことについて書いていきます。
大使館の中に入るまで
ビザ面接は8:00~11:00で予約できるそうなのですが、私は早起きが苦手なので早すぎず遅すぎず…な9:00に予約しました。
この予約時間、あくまで大使館に到着する時間なので、9時から面接スタート!でもなく、9時過ぎちゃった!遅れた!もうダメだ!ってことではありません。
列に並んでいたときに何やら焦った女性が警備員さんに
「○○時なんですけどもうダメですかっっ??!」
と声をかけていましたが、警備員さん、真顔で冷静に
「大丈夫です。後ろに並んで下さい」
と言われていました。大丈夫とはいえ、余裕をもって行くことが大切!そして9:00に着いてもどうせ並んでいて、すぐに中には入れません。
私は大使館近くのホテルに泊まっていたので、8:30にホテルを出て、ゆっくり歩いて8:40には列に並んでいました。他の方の予約時間はわかりませんが、私が着いたときに20人くらいは並んでいたと思います。
ちなみに入口ですが、大使館の近くまでくると列ができてるのでなんとなくわかると思います。あと周辺は横断歩道を渡る際も警察官がたくさんいるので、聞けば良し!
列が前まで進むと、警備の方から携帯電話等電子機器は持ち込み禁止なので、電源を切って渡されたカゴに入れるように言われます。
私はホテルから必要書類のファイル、携帯、暇つぶしの本、財布しか持ってきていなかったので、携帯だけを入れました。
※ここで注意!荷物を入れるカバンが25cm×25cm以下と決められています!
私は大体そのくらいの大きさの鞄だったので大丈夫でしたが、前に並んでいた男の子がリュックで来ていて、入館できずに駅のロッカーとかに預けてくるよう言われていました。後ろに並んでた女の子は小さい紙袋に持ってきていました。25cmって小さいわ!と思うので、多少は大きくても大丈夫だと思いますが、小さい方が安心ですね。
携帯を入れたカゴを持って、まず本館の前に小さい建物に入ります(2枚目の画像の木に隠れてるとこ)そこでコートのボタンを明け、空港みたいに荷物を預けて金属探知機のゲートをくぐります。
そのまま携帯はカゴごと預けて番号札をもらい、小屋を出てやっと大使館の中へ入ります。(この小屋のドアが開けづらい…)
いよいよ大使館の中へ
中に入ると、入口の前に女性(日本人)が2人座っていて、左側に警備員とまた金属探知のゲートがあります。まず女性にファイルを渡し、パスポートに何やらバーコードのシールを貼られ、整理番号の紙を渡されます。
事前に他の方のブログを読んでいて、ファイルを渡されてそのファイルに指定された資料順に入れ直すと思ってましたが、自分のファイルのままでした。
「1番窓口に並んでください」
と言われ、警備員に鞄の中をチェックされ(今度はコンサートの持ち物チェックみたいな感じ)ゲートをくぐり、1番窓口に並びます。
1番窓口がすごく並んでいたので、私は「お次の方どうぞー」と2番窓口で対応してもらいました。1番窓口はアジア人女性でしたが、私は優しそうなアメリカ人のおばさんでした。ファイルを渡し、流暢な日本語で
「これ(厳封された成績証明書)開けてくれますか?」
と言われ、中を開けて渡すと「封筒こちらで破棄しましょうか?」と笑顔で言われ、ドッキドキの私は少しホッとしましたw
F-1ビザ申請提出書類に成績証明書が不要になったようですが、まだ変更になって1か月くらいだったので、不安になり一応一緒に提出しました。
そのままファイルを預け、整理番号の紙を持って空いている席に座ります。
画像:大使館公式動画より
暇つぶし用に本は持っていきましたが、まだ何質問されるか、何て答えようか考えてドッキドキして相変わらず吐きそうだったので読まずに黙って座ってました。周りの人もわりとただ座っていた人が多かったです。
隣がすぐ窓口なので話す声が少し聞こえてくるのですが、英語で話す人もいれば日本語で話す人もいました。(日本語で話す気満々だったのでここで少し安心w)
時計を持っていなかったので詳しくはわかりませんが、20分くらい?待ったかと思います。もっと待つかと想像してたので思ってたよりすぐでした。
画像:大使館公式動画より
スクリーンに自分の整理番号が表示されて、窓口へ(私は4番窓口でした)
若めのアメリカ人女性と軽く挨拶して、指紋を取りました。英語混じりの日本語で話してくれてたような気がします(緊張で記憶がない)。
左手4本→右手4本→両手親指の順番。終わるとそのまま日本語で
「青い列に並んでください」みたいなことを言われて「青い列…?」と思ってたら、室内にいた日本人の案内役女性に「こちらです」と言われて隣の5番窓口へ。
結局何が青いのかは分からなかったw聞き間違いだったのかな?w
ドッキドキの面接へ
まず、なぜ私がこんなに吐きそうだったのか説明しますw
- ビザ申請が厳しくなっているというのを読んだから
- 同年代の無職の人が申請却下されたというのを読んだから
- 学生でも働いてもいないので質問されたら困るから
- ビザ申請は語学学校分であり、滞在中に進学先を決めて、卒業後はカレッジに行きたいが入学許可証がまだないので、進学したいことを面接で言っても大丈夫か悩んでいたから
- でも日本に帰ってくる意志を示さないと申請が却下されるそうなので、語学学校終了後何と言うべきか悩んでいたから
これを踏まえて、以下をお読みください。
5番窓口は真面目そうなアメリカ人男性でした。軽く挨拶をすると最初に成績証明書、残高証明書を返されます。
面接官「アメリカに学生として行くんだね?(英語)」
私「Yes」
面「今は学生?(英語)」
私「No(やっぱり聞かれた泣泣泣)」
面「何の仕事してるの?(英語)」
私「あー……(どうしようどうしようどうしよう)」
面「何の仕事してるんですか?(わからないと思ったのか日本語にしてくれた)」
私「えっと、3月に高校卒業して、留学の準備を…」
面「あ~準備。高校卒業したばっかりですか?(少しびっくりした顔)」
私「はい…(ごめんねハタチ&老け顔で)」
面「留学の費用は誰が払いますか?(PCカタカタ)」
私「父です(ドキドキ…)」
面「学校が終わったら何する予定ですか?(PCカタカタ)」
私「日本に帰ってから(これキーワードだよね汗汗)大学に通います」
面「あぁ大学~(PCカタカタ)」
~PCで何やら打っててちょっと沈黙~
面「どんな大学に通うんですか?」
私「英語を使う大学です(これは嘘じゃないw)」
面「ビザは許可されました。1週間くらいで届きます。」
はい!!!許可されました!!!!
少し答えるのにどもったりはしましたが、何とか怪しまれずにミッションコンプリートしました!
そうです怪しい者じゃありません!!
語学学校終了後の予定については、やっぱりカレッジの入学許可証がまだないので、まだ確定事項じゃないし帰ってくる意志を示しました。
ただ面接官の男性は“日本に帰ってきて日本の大学に通う”と思ったようですが、
私は“日本に(一旦)帰ってきて、(またアメリカの)大学に通う”という意味で言いました(^ω^)嘘じゃない(^ω^)
もしそのままカレッジに行きたいと言えばどうなったのかはわかりませんが、とりあえず無事ビザが発行されたので、安心安心安心です。
面接終了後、「ビザは無事発行されますよ」的な紙を貰えるのかと思ってましたが、私は何もありませんでした。
終了後はそのまま来た道を戻り、携帯を受け取って帰れます。
面接から2日後に「あなたのパスポートは集荷されました」とメールが来て、次の日にレターパックで無事ビザの貼られたパスポートと提出した書類が戻ってきました。ちなみに入館するときにパスポートに貼られたバーコードはおそらく面接の管理番号的なやつだと思うんですが、剥がしていいのか不安なのでそのままです。剥がしていいのかな?
あ、あと列に並び始めたのが8:40でしたが、大使館を出てすぐ携帯の時間を見たら9:30でした。1時間以上かかるかと思っていたので、まぁまぁ早かったのかな?と思います。
ここまで長く書いてきましたが、アメリカ大使館の方で公式動画を公開していますので、見てから行くとイメージが湧きやすくて良いと思います。
“面接”という名前ですごく緊張すると思いますが、F-1ビザは働かなくてもきちんと勉強して生活できるお金があって、帰国する意志が伝わればビザが下りるんだと思います。
次また面接することがあったら、もっと緊張せずに行けますように…。。